お米に虫がわいたときにすること

家庭でお米を長く保存すると、虫がわいてしまうことがあります。
虫が自然発生することはないので、何らかのルートで家屋に侵入してきて、気がついたら
「虫がわいた」ということになります。

お米の主な害虫として、ノシメマダラメイガやコクゾウムシが挙げられます。

また、ノシメマダラメイガの幼虫はビニールくらい簡単に食い破る能力があるので、
ビニールに密封しただけでは完璧とはいえません。

お米は長期保管を避け、約1か月で食べきることがおすすめです。
保管は、日光の当たらない、低温で温度変化の少ない場所が適当です。

どうしてもお米の害虫が気になる場合、
冷蔵庫の野菜室に厚手のビニールに包み保管すると良いでしょう。

お米の害虫は15℃以下になると活動が鈍り、増殖できなくなります。

米にわく虫には陰干しや天日干しなどの対処も効果的です。ベランダといった日光の当たる場所で
清潔な紙にお米を広げ、害虫をできる限り取り除くと良いでしょう。
暗い米の貯蔵庫や家庭の米びつに侵入する虫は、基本的には湿気の多い所を好みます。
明るく乾燥したところに干すことで、羽のある成虫は飛んで逃げていくことがほとんどです。
ただ、あまり長い時間をかけすぎるとお米が乾燥してしまうので、注意が必要です。

また、炊飯時にお米をとぐことで、小さなコクゾウムシなどは除去できます。

しかし、人によっては、虫のわいたお米でアレルギーを起こす場合もあります。

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